【イラスト展示作品】春の0号展

ご訪問、ありがとうございます。

個展と入れ替わる感じで、お次の展示会です。

こちらは京都にあるZINE gallery様主催の0号作品を集めたグループ展です。

今回はS0号にしようと思ったので、側面まで描けるように水張りしました。

では、制作の経過や使った画材も紹介していきますね。

*****

まずは…前回のつくし賞作品でやった下地が面白かったので、今回もやってみました。

カラージェッソではなく…。

アクリリックガッシュのパステルカラーを使用しています。

こうすることで、素の紙の部分とアクリリックガッシュの部分が出来るわけで。

その上に色をにじませていくと…当然だけど絵具の入り方が違ってきますよね。

その予測不能なところがおもしろいなーと思うのです。

これは2,3回重ねたところかな。

ガッシュが盛り気味のところに絵具が溜まったり、紙の部分と同じ色を塗ってもガッシュのパステルカラーと混色されているのですよー。

このくらいの色味いいですよね~。

このままで終わりにしたい…ってわけにはいきませんよね。ええ。

さらに重ねていきます。絵具を。

全体の印象を見ながら、配置や色の濃さなどを調整。

だいたい完成が近くなったので、さらに表面をぼこっとさせます。

てか、せっかく購入したので使っていかないとねー(;’∀’)という思惑もあります。

ライトモデリングペーストを使って、波のしぶきなんかを表現しようかと…

……不器用なんで、こんなんでいいのか??と思いつつの作業……

このライトモデリングペーストは乾くと半透明になるので(そのままだと)、その部分と色を入れたものも作りました。

だいぶ完成に近いかも…。

細かく散らしている花の分量に迷いつつ、進めることにしました。

あ、ちなみに花は筆で描いたものもあれば、竹串の先で絵具を置いた部分もあります。

画像ではすでにあおぐまが描きこまれてましたね…(;^_^A

途中の画像がないのです~。

たいていいつも終わってから気付くのよね…あ、画像撮らなきゃって(-_-;)

えー、こちらのあおぐまはGペンと丸ペンで描きこんでます。

インクは液状のアクリル絵具です。

そのままだと濃いので、水で薄めてちょうどペン先から出る濃度に調整しています。

実は、くまたちを描くためにカラーインクを購入したのですが、どうやら耐水性ではないようなので断念しました。

余談ですが、ガラスペンとインク…いいですよねー。一時フェリシモでシリーズ購入してたこともあって。

見るたびに「いいなー、ほしいなー」と思うものの、セーブしておりますよ…。

特に使い道ないからね…(-_-;)

ま、それはさておき。

完成です!

『あふれでる。』「ぐるんと揺れ動く大波の中からいろんな気持ちがあふれてきたよ」

いちお、解説いたしますと。

花は「隠れていた本音や気持ち」

大波は「感情の揺れ幅」

あおぐまは「受け止める存在」

そんな意味を込めて…こんなタイトルです。(-_-;)

センスなぃ…。

で。絵具の完全な乾燥を待って、保護ニスをぬりました。

あ、ワタクシの作品はどれもニスで表面カバーをしています。

たいていは艶出しのニスで仕上げるのですが、今回はツヤとマットの中間です。

ライトモデリングペーストの部分は染み込んでしまうのか、艶感はなかったです。

紙の部分は控えめな艶感。

いつもニスを塗るときに思うのですが、色の発色がいい!

ニスをかけたところから、すぐ色に深みが出るのがわかるんですよ。

もし、やったことない方でアクリル絵具使ってる方は是非一度やってみてほしいです。

これは制作側しか味わえない楽しみ…みたいなものですよー。

と、いう事で。

サクッと制作過程を振り返りました。

何かの参考になったら嬉しく思います(^▽^)

では、イベント詳細です。

 

『春の0号展』

2023年5月5日(金)~7日(日)・12日(金)~14日(日)

ZINE gallery(京都) 14:00~19:00

2023年5月17日(水)~21日(日)

アックスフィールド(奈良) 13:00~19:00(ワンドリンクサービス付き)

奈良県磯城郡田原本町三笠10-8
松本ビル3F (〒636-0342)

通販あり 5月28日(日)まで

*来場者の投票とスポンサーによって賞が決まります。

*投票はこちらから → オンライン投票フォーム(必ず3作品選んでください)

 

 

お近くの方は是非お立ち寄りください。

京都のギャラリーは畳敷きの古民家ギャラリーと聞いています。

雰囲気もよさげですよね。

作品はご購入いただけます(通販もお願いしてあります)。

お迎え、感想をお待ちしてます。

 

お読みくださり、ありがとうございます。

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