自己受容・自己肯定感を体感せよ

ご訪問、ありがとうございます。

自己受容、自己肯定感が大切ってのは、よくわかってるけど、実際はよくわからないものなんじゃないかと。

でも、自分を顧みることで意識的に体験?することが出来るんじゃないのかなと思ったので、ちょっと書いてみます。

寝る前のくつろぎのひと時にぼんやり考えていたのです。

今でこそ、創作を家族にも押し出して活動するようになりましたが、結婚してからの十何年は普通の人を装ってました(笑)

7,8年前?からアメブロやエブリスタをやり始めてはいたのですが、それは家族がいない時間、自分の時間内で処理できる時しかやっていませんでした。

でも、それを続けていくのは…私には無理だと何度も自覚することがあったんです。

なので、少しずつですが、勇気を出して宣言しながら活動を広げていきました。

…で、ここまでは『私にとっては大変だったけれど、自分のために勇気を出してやり続けてきた』というどちらかといえば『良い経験』ですね。

そう、これは『私から見た出来事の側面』です。

じゃ、家族から見たらどうなるでしょーか?

…って、リアルに家族から聞いてないけど(こわっ)、応援はしてくれてるからいいんだと思いますよ…。

が。が、しかし。ですよ。

口と気持ちは『応援する』ですが、実際家の中が滞ったりすることもあるわけですよ。

私がイベントで外出してるとか、創作してて何やらやってないとか。

よーするに、家族からすると『こうしておいて欲しい、こうなっててほしい』が通じてないこともあるわけです。

簡単に言ってしまえば、家族の一人一人になにがしかの無理を強いているってことになります。

ほら、よくありますよね。母親が仕事を始めると、なにやら家族内がもめるとか、子供が熱を出すとか…。

その変化に対する抵抗とか、順応するための準備中とか、様々な意味合いがあるのでしょうが…変化には痛手がつきものですよね。

で、それがすぐ表にでるならまだいい方かも。

中には、無意識化での小さな歪みが蓄積して後からバーンっとなったりすることも…あるんじゃないかなと思います。

で、ここまで考えて。

じゃあ、私が変化を起こさず、気持ちに蓋をして我慢し続けていれば…家族は安泰なのか?

いや、そうじゃないよね。多分。

別のパターンは体験できないからわからないけど、別の部分でその人その人に何かはふりかかってくるもんだよね。

だから、ある意味、私の変化は家族にとっても必要な物事なんだと。

出来事って、ピンポイントでその人だけで終わる事は凄く少ないはず。

どうしても周りに影響が出る。

その作用で、人間は互いに成長や刺激をやり取りしているんだと思うのです。

なので…私自身に起こった様々なことは『私の存在が悪いわけじゃない』し、『私には必要なこと』だったというだけ。

いいことも、悪いことも、しんどいことも、死にたくなるようなことも。

傍から見れば、私は順調な人生に見えるそうですが、内面的には結構悲惨です(笑)

主観的観測はそう。

でも、今の自分になるためには必要な物事だった。

そのことがなければ、今の自分ではないってことです。

今の自分になってないのなら、今の作品は世に出てないってこと。

絵を描いているとしても、違うものを描いてるってことです。

と、それくらい『今の自分』は出来事なんかに影響を受けて出来上がってるんですよね。

それと、選択ね。自分の中での。

で、ここまで考えたら…悪いこと、ネガティブなことも含めてすべてが『自分自身』を作る必要パーツなんだな、と思って。

あの時は苦しかったけど、それすらも必要だったんだなー。

あれがなければ、創作する道を表に出してなかったもんね、とか。

上手く表現できませんが(泣)、すべてひっくるめて、今まで生きてきた時間すべてが『自分を作ってきた』んだなと。

そのどれもが「悪いわけではない」んだな、と思えたんです。

『私はこの私でいいんだ』そんな感覚になれました。

…多分ね、この感覚が『自己受容・自己肯定感』なんだと思います。

ほわ~と胸のあたりがほんのり温かくなるような感じでした。

   

で。この感覚を体験したからと言って、翌日からすごくいい事ばっか!ってことは全然なくてね…かえって哀しいことがありましたよ…ううっ(泣)

ま、それはそれでいいんですけどね(笑)

もし、今苦しいなって思っている人は、ちょっと自分の人生を振り返ってみると何か見つかるかもしれません。

人間には想像力がありますからね。

ぜひ、他の人から見た自分とか、他の人がどう思うかとか、いろいろ想像してみると客観的に自分を見れていいかもしれません。

たまには、ちょっと心理的・哲学的な時間を持つのもいいかなと思います。

   

お読みくださり、ありがとうございます。

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