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誰にだって、『初めて』はある。
…っていうことをね。案外忘れがちなんじゃないかなっと思ったんです。
そして、人生は『初めての積み重ね』とも言えるよね…とも。
自分より年上の人達をみると、どんなこともサラッとやっているようにみえませんか。有名な方々とかも。
でも。でも。
ついつい…『私はこんなにワタワタしてやっているのに、あの人はスマートにこなしてていいなぁ。私には上手く出来ないや…。なんてダメな人間なんだろう』
こう自然と思ってしまう人は多い?かも。
上手く出来ない = ダメな人、存在
って図式を不思議と持っていませんか?
でも、今は上手く出来ている人でも『初めて』の時は必ずあったわけです。
ちょっと落ち着いて考えたらわかりますよね。これは。
それと、不慣れな事が一発で上手くいくこともあるけれど、普通はたどたどしくてもソレは当たり前なんですよね。
コレも落ち着いて考えればわかります。
で、こういうものの見方というのは、他人に対しては寛大な眼差しで観れるのに、どういうわけか事自分になると…サクッとダメだししてしまう。
で、ソコに疑問すら抱かないんですよね…辛いわけです(泣)
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自分の今の立場から話しますと。
親業って、『初めての連続』なんですよね。
結婚生活もそうだけど、子供のやること、関連したことを親の立場で体験するのは『初めて』なわけです。
子供の立場では通ってきたけど、親の視点で見る、動くのは『初めて』なので、私なんかはオロオロしたり、これでいいの?と迷う事多くて…いまだに親としての自分に自信は持てないですねぇ(汗)
「なんで普通のお母さんじゃないの?」と娘に言われたこともあります(泣)
イメージ通りの親と、現実の自分の内面とのギャップに、情けなく思いますが…もう、しゃーない(笑)
ごめーん、あきらめてって言ってます、子供には。
良い子でいると破綻するので、やめました(笑)早々にね。
で、この『初めて』は、死ぬまで続くんだなと認識し直したところでもあります。
実母の介護が始まって…丸1年。
介護も施設も私も初めてだし、される側の母も同様なわけなんですよね。
なので、当然双方の行き違いや思い違いなんかが起こるわけでもあるんですね…。
で、さらに言うなら。
死ぬことだって『初めて』なんですよね。
輪廻転生を信じていたとしても、実際に今世での命をまっとうする時というのは、今の自分では『初めて』ですよね。
…そりゃ、怖くて当たり前よね(笑)
なんか世の中的に『スマートに出来て当たり前』な感じがある気がして。
それがあるから余計に『人の目が気になる』のかもしれないなぁと。
いわゆるど根性とか、がむしゃらとか、そういう泥臭さが表に出てこなくなったんじゃないかな。
生き方もデザインされてるっていうか。見せ方というか。
スタイリッシュといえば聞こえいいけど、実際はそんなのばかりじゃないよね。
情けなさも悔しさも残念な自分も全部、ちゃんと自分だけはわかってあげないと。
ワタついてる自分がおかしいんじゃないかって、そう見えてしまうんじゃないだろうかと…。
『初めて』があるから、自分のある部分がわかるんだし、続ける楽しさも苦しさもわかるわけだしね。
と、ちょっといろいろと思っていたことを書いてみました。
まとまりないかも(汗)ですが、何某か考えるきっかけになったらいいなと思います。
お読みくださり、ありがとうございます。