ご訪問、ありがとうございます。
ちょうど作品に使った画材があるので、使用記事を書いてみることにしました。
ちょっと検索かけてみましたが(2023年1月ぐらい)、製品はこんな感じですよ的なものばかり見つけまして…。
実際作品にどう使ってるかは見つけることが出来ませんでした。
調べ不足と言われればそれまでですが(;’∀’)、実際使ってるところを見てから使う(買う)かどうか決めたい人も世の中にはいるんじゃないかなーと思いまして。
わかりにくいかもしれないけど、作品の制作過程ぽいですがお見せいたしますね。
*****
リキテックス テクスチュアジェル レジン サンド
Luquitexさんのサイトでの説明はこちらです。
使用しようと思ったのは、作品のバックをざらっとした質感にしようと思いついたからです。
ただ絵具で塗るだけでは質感は出せませんよね…。
なので、リキテックスさんで探してみました。
(以前ガラスのように透明感のあるメディウムやグラスビーズを使ったので~)
で、画材屋さんで見本を見て、レジンサンドに決めました。
ふたについてるのが、レジンサンドです。
容器にある解説は「レジンサンドは、樹脂球体を含んだ半透明の盛り上げ剤です」とあります。
このまま着色せずだと、白っぽく下地が透ける感じになると思います。(厚み次第ですが)
容器と一緒に写ってる黒いのが、レジンサンドにライトモデリングペーストと黒色を加えて乾燥させたものです。
カッチカチに固まるというより、硬いけど柔軟性はある感じです。
…(;’∀’)表現がうまく出来ませんが、塗ったからといって紙が曲がらないわけではないです。
ツヤよりはマットですね。でも、光具合でキラキラというか光の反射もあって重くないです。
ただ…乾くと、塗った時の量よりも減ります。
ワタクシの感覚では半分くらいのイメージです。
なので、使う時は思ってる量よりも多めに塗るのがおすすめです。
とはいっても。
少なかったら、また上から重ねればいいのです。
失敗したくない場合は、少な目からスタートするのが無難だと思いますよ。
では、実際の作品を見ていただきたいと思います…。
レジンサンドだけでは扱いにくかったのもあって、少し(全体の4分の1ほど?)ライトモデリングペーストも入れて、着色しました。
みっちり埋まっている方が綺麗に見えるので2回重ねています。
最初、ペインティングナイフでやればいいかなと思ってたのですが、うまく出来ないことに気付いて(;^_^A
途中からは、木のマドラーを使ってレジンサンドを置きました。
花びら部分はあけておきたいので、そこにレジンサンドが入らないように塗るのが大変でした(;^ω^)
あんまり器用じゃないので。
ただ、乾いてしまえば削り取ることが出来ましたね。
…完全にきれいにするのは難しいかもしれませんけど。
ちなみに、花びらの部分にはグロスポリマーメディウムを使ってます。
こちらも支持体が紙なのもあって、キュウっと平らになって艶々しています。
そうそう。
レジンサンドに混ぜた「ライトモデリングペースト」ですが、こちらはTurnerさんのU-35ブランドのものです。(Turnerさんのサイトでの説明はこちらです)
…U-35というだけあって、お値段が良心的だったものでして(;^ω^)
他社製品を混ぜるのは原則禁止だと思いますが、現場はそうでもないということですね…。
こちらは「半透明~不透明のつや消し、乾くと弾力のある盛り上げが出来ます。」とのこと。
ライトとあるので、普通のモデリングペーストよりも約2分の1の軽さなものです。
…なんか軽いホイップみたいで、おいしそうに見える( ´∀` )
軽い紙粘土みたいよね。
こちらは他の作品に使うつもりで購入したんだけど、ふと思いついてレジンサンドに入れたわけです。
レジンサンド単独使用より、混ぜた方がワタクシ好みですねー。
あらいコンクリートのような、でも重さを感じない雰囲気があると思います。
メディウムを使うと、表現方法が増えるので楽しいですよね!
よかったら、参考までに(^^♪
使用した作品は4月のイベントにて展示販売いたします。
また作品の想いなどを記事にしますので、そちらも楽しみにしていてくださいね~。
お読みくださり、ありがとうございます。