ご訪問、ありがとうございます。
こちらもすっかり毎年恒例になりました~。
盛岡市…いまだに行ったことないんですけどね。
この企画展も年々広がっていて、参加人数がかなり多くなってきました(今年はなんと300点越え!)
展示会ってやっぱり人が集まる都心部での開催が多いんですけど、地方のギャラリーさんもこのように公募展をやってほしいと思います。
フォロワーさんのいる地域に出したいと思って探したことがあるんですが…(;^_^A
ないんですよ。ほんとに。ネット検索で出てこないんですよぅ…。
近くで原画を見てもらいたいなーと思っても発表する場がないのでは…(ノд-。)クスン
というわけで、たまたまこの記事を見つけた地方のギャラリーさん!よろしくお願いします!
さて。
今年のミニアチュールzeroの作品は、たまたま見つけた「クリアジェッソ」を活用した作品です。
…この段階では、まだ想像。頭の中でこーすればこーなる、という状態なのです。
ちゃんと期待通りになるかは、よくわからないのでドキドキしながらの制作です。
で、まずは下描きしてのペン入れ。

そして、いつものように色をのせていきます~。

ここで、納得のいく色合いに仕上げておきます。
今回はこの色がそのまま表に出るわけではないので…気持ち濃い目を意識。
それは何故かといいますと…。

上から前面にクリアジェッソを塗るからです!
さー。どれくらいクリアなのでしょうか…ドキドキ(;’∀’)
最初は控えめにしておいて、もう1,2回重ねました。
クリア、とあるけれど、そこまでハッキリ透明というわけではないんですよ。
で、そこに目を付けまして。
重ねていけば「すりガラス」みたいになるんじゃないの???
という思いつきを実行したわけです。
納得した不透明感はこちら ↓

白っぽくなってますよね。(^▽^)
表面はジェッソなんで、ざらついてます。
ここから窓枠に色を入れていきます。

この…窓枠のなんとも言えない灰色加減というか、色味が難しかったですねぇ。
いろんな色をのせて四苦八苦~。
全体像はこちら ↓

F0号(180×140㎜)
アクリル絵具・ミリペン・クリアジェッソ・ランプライト紙・木製パネル
2025年作
こちら、窓枠といいましたように、窓を描きました。すりガラスの。
でもね。よく見ると取っ手がない窓なんです。
取っ手がないと窓は開けられない…向こう側の景色に触れることが出来ないというワケ。
で、タイトルを『あこがれ』にしました。
”すりガラス越しの風景は
いつも憧れ
夢の中”
というイメージです。
しかし…ワタクシ自身もですが、作品も人混みに埋もれやすいんですよね…。
300点越えの作品群の中で見つけてもらえるのだろうか(;^ω^)
会場では、来場者様による投票もあるので(感想も作家に届きますよ~。書いてね)、ちょっとでもたくさんの声が聴ければなと思わなくもない…です。いつものことだけど。
彩画堂さん、いろんな取り組みをされているのでお近くの方は是非!
この前はYoutuber画家の小木曽誠先生の個展もありましたよね。
あ。オンライン販売もお願いしてありますので、遠方からもぜひ!!
では。
イベント詳細です。
『第11回 F0 公募展 ミニアチュールzero 2025』
2025年7月14日(月)~26日(土)
10:30~18:00(最終日15時まで)
岩手県盛岡市材木町4-30
*7/19(土)は20時まで特別オープン
お読みくださり、ありがとうございます。