ご訪問、ありがとうございます。
夏ごろから制作しておりました作品が完成しました~(^^♪
久々の大き目作品です。
F15…といってもわかんないよね(;^_^A 私もわかりません。
だいたい測ってみたら縦65cm・横53cmくらい。
木枠の布キャンパスに描きました。
では、制作過程をご紹介しながら…。
最初はこんな感じからスタートしましたよ。
使用した絵の具は、この下塗りの時使った色のみです。
並べてみました↓
この7色が活躍してくれました。
とくに、ホワイトさんは多くの仕事をしてくれましたね。
今回の作品では、原色のうえにどれだけホワイトをのせていくかというのが、ある意味課題ではありました。
…下手すると真っ白になっちゃうでしょ?
そのへんを慎重に…(;’∀’)」やってました。
で、こちら↑がほぼ雲部分が完成したところです。
最初のキツイ色から、こんな穏やかな色になりましたとさー。
そして、そして…いよいよメインの鳥さんを描くんですが…。
場所キメのために、紙で鳥影を作ってます。
マステで貼り付けて全体像を見て…をくり返し、決めました。
影の位置も同じことしています。
んで、光とかも入れてですね…。
(;’∀’)やっぱ、クセなんでしょうか。
キラキラが入れたくなってしまうのですよー。
なので、シルバーとゴールドとホワイトを出来るだけさりげなく飛ばしました。
シルバーは、パッと見ただけではわかりませんが、光に当たると↑の画像のようにわかります。
ちょっとした隠し玉みたいかと(笑)
鳥です。
やっぱり、鳥なんです。
飛ぶものっていろいろありますけど、肉体を持ってて、意志の力で飛べるってなると…やっぱ鳥でしょう。
気球とか、風船とか、飛行船とか、考えてみたんだけど、一応作品のテーマとそぐわない気がして。
人間って、いろいろ出来るし能力あるけど、最終的に頼るものっていったら、自分の体、肉体と意志力じゃないですか。
まずそこがないことには、何にもできないしね。
この作品は『向かう。』というタイトルを付けました。
どんな人もどこか自分の理想に向かって日々生活してる。
その理想もわかんないけど、なんかとにかく方向性はあると思うのです。
実際は流されているだけかもしれないけど、わけもわからずかもしれないけれど。
自分の肉体と意志がある限り、気付くことはできるし、いつだって軌道は修正出来る。
目指すものに向かっていくこと。
それを決めたのは自分という覚悟、みたいな意味を込めて言い切る感じにしました。
まわりを取り囲む雲は虹色のようで、キレイですが。
向かう道中は決して苦しいだけではないと。
ただ、真綿で首を締めるみたいな感じを受ける方がいるかもしれませんね。
この辺りは、その方の現状次第で見え方が変わるかも?と思ってます。
…そぉんなようなことを漠然と意味付けして描きました。
今回はバシッと完成図が見えてなかったので、「これで完成」って感覚が来るのを待ってた感じです。
なんかずっとふわ~んとした中、こうかな?どうかな?と色を重ねていた気がします(-_-;)
と、ま。いろいろ書きましたけど、別に見た方の解釈で全然構わないんですよ~。
いろいろ聞かせてもらえた方がいいかもしれない…。
では、では。
完成系です。
↓
…いかがでしょう?
こちらの作品は、セントラル画材さんのフレームセンター横にある、エントランスウインドーにて展示させて頂きます。
昨年のセントラル画材さん主催の絵画展で賞を頂いたので、その副賞としての個展なのです。
2020年11月17日(火)~28日(土)まで。
いつものシリーズ作品や、2021年カレンダーの原画、過去作品…など、多分盛りだくさんな展示になるかと思います。
そのことについては、また後日ご報告いたしますね。
お読みくださり、ありがとうございます。
今回 有森さんの「向かう」を観てすごく感動いたしました。すごいなあ〜って 1つ質問ですが有森さんの絵は購入できるものなんでしょうか?お聞かせ願えたら幸いです。これからも素敵な作品を描いて下さい。
コメント、嬉しいお言葉をありがとうございます。
質問についてですが、BASEで販売しているものもありますし、イベントにてご購入頂ける作品もあります。
その他についてはお問合せ頂ければと思います。
今後もよろしくお願い致します。