【イラスト展示作品】ZEROTEN 2024 ーAichiー

ご訪問、ありがとうございます。

ギャラリー龍屋様主催の『ZEROTEN 2024 -Aichi- 』です。

F0号サイズを２作品出すのです。

…そーなると、なんとなく繋がりのある作品にしたくなりますよね…

ってことで。

２作でひと作品な感じに仕上げました。

では、ゆるっとメイキングです(^▽^)

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最初にアクリリックガッシュを塗る…というやり方をここしばらく続けていたのですが、今回は違う事したいなーと思いまして。

どうしようか、と考えまして。

アクリリックインクを２色だけ持っているので、それを先に仕込んでみることにしました。

最初のイメージは、垂らしこみみたいなものだったんですけど、濃度が高いのか紙への吸水速度の問題なのか…思いのほかうまく流れていかず(;^_^A 四苦八苦。

色はホワイトとセピアなんだけど、セピアはボトルから直接のスタイルに。

左下の太目な部分は（人が踊っているように見えてくる…）、ボタッと出てしまって傾けて流そうとしたけど出来ずという副産物です（笑）

２枚合わせた真ん中には円が描かれてます。

そこにレジンサンドをぬりぬり～。

塗り方も左右で違います。わかりにくいけど。

初めての試みの時は当然だけど、「上手くいかなかったらどうしよう…」という不安感を持ちつつのチャレンジです。

インクを置いてみて…いや、これ、アリじゃない？！(^▽^)と安堵しました。

では、まず右側の作品にお馴染みのブルー系を重ねていきました。

インクなんで、ガッシュほど盛り上がりもないかも…と思っていたのですが、意外や意外。

ちゃんと盛り上がっているので、薄い絵具を重ねても存在感は出してきました～。

よかった、よかった……。

実験と一緒で、こうなるだろうと仮説を立てて取り組むので思った通りになると嬉しいのですよ。

お次は左側の作品…。

ブルー系を扱うのは慣れちゃってか躊躇することはないんだけど、今回オレンジ系なので上手くいくかドキドキ。暫くパネルとにらめっこです。

なので、不安感解消のためにもちゃんと資料見ながら作業したので、この色合いには自分でも満足～。

ここまでくると、なに描いてるかわかりますよねー。

そう、「月と太陽」です。

今回も「自分勝手解釈タロットカード」シリーズなのです。

タロットカードの「月」と「太陽」のカードを自分なりに…。

もうモチーフそのまんま、ドーン！って構図にしました。

横並びで半円ずつも面白いかなと思って。

とは言っても。

そのまんまではあまりにも捻りなさすぎ…なんで(;^_^A

「月」の方には、月の模様にザリガニを入れました（タロットカードの絵柄に出てくるのよ）。

んで、「月」と言えば潮の満ち引き = 水面 = 感情の揺れ

さらには蟹座の属性？なので、ザリガニもあながち外してないのです。

ザリガニは不安感の象徴にもなってます。

「太陽」の方はインクがセピアなので、上に色をのせてもわからないのですが意外とセピアが締め色のようでいい仕事している気がします。

途中経過の画像がほぼなくて、突然完成画像になっちゃいますが…(;^_^A

バックの紺色を濃くして、羽根を付け加えました。

なぜ羽根かと言いますと…。

皆様、「イカロスの翼」って神話、ご存じ？

イーカロス（古希: Ἴκαρος, ラテン文字化：Īkaros, ラテン語: Icarus）は、ギリシア神話に登場する人物の1人である。蜜蝋で固めた翼によって自由自在に飛翔する能力を得るが、太陽に接近し過ぎたことで蝋が溶けて翼がなくなり、墜落して死を迎えた。イーカロスの物語は人間の傲慢さやテクノロジーを批判する神話として有名である。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%AD%E3%82%B9

…小学校？中学校？のどちらかの音楽で歌ったんだよー(;’∀’)

「♬勇気ひとつを友にしてぇ～♪」って…。

ここだけとなんとなくは歌詞出てくるんだけど、タイトルとかは出てこない…＿|￣|○

今の若者は知らないかなー。

タロットカードの「太陽」は成功とか繁栄とか、一番いいカードと言われているのです。

だけど、調子に乗りすぎるとヤケドするよ…って意味をつけました。

…性格、ひねくれてる？？

で、羽根を５枚？散らしておきました。

イカロスを知ってる人なら、思いつくかと。

数字の「５」は「人間」を表しているしね。

この暗号、解けるかなー( ´∀｀ )なんちゃって。