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さて。それなりの年月、人間やってるといろんな場面に出くわすと思います。
その中で、『覚悟する』という表現をすることもあるかと…。
この『覚悟する』って、どんな風にそうなるのかって考えたことあります?
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地味に生きてきた私ですら、『覚悟する』ことがありますので、積極的に生きている方は意識的にこの言葉を使われているかと思います。
『○○すると決める』というように、自分でこうすると決めて実際に行動していく。
自己啓発の本には大抵このワードが入ってますよねー。
まずは決めるが先。
それに向かって動いているうちに、さらに覚悟を固めていく感じでしょうね。
それと、もうひとパターンあると思うんですよ。
こちらは、他者が絡む場合が多いかと思うんですけど…。
まわりの状況が動いて、否応なく何度もそのことについて考えさせられたり、責任を負うことになったりして、いつのまにか「やるしかない」と『覚悟する』パターン。
親の介護とかはこれに当てはまりそうですよね。
いずれは介護する立場になるとわかっているけど、でもまだ大丈夫だろうと思ってた矢先…親が倒れて実際に動くのは自分しかいなかった、とか(汗)
「いやだなー」と思いつつも、変わってもらえるわけではないので、やらざるを得ない(泣)
で、やっているうちに『やるしかないから、受け入れていく』って感じかな。
自分自身のことについては、前者パターンですよね。
例えば、この学校に進学すると決めたり、就職すると決めたり、結婚すると決めたり、子供を持つと決めたり…そんな感じで物事が始まる前に「自分の身のフリを決めておく」。
決めたから、多少躓いても何とかこなそうとする。
それに比べると、後者は戸惑いつつも行動していかないといけないので、自分の気持ちが追いつかないと辛くなりますよね。
『覚悟する』って言葉の持つイメージが、『一度決めたらブレない』みたいじゃないですか?(私はそう感じてるようです)
だから、『覚悟した』のなら、いろいろ思い悩むのもなし。なイメージもあって。
決めたことをウダウダ思っちゃう自分はダメじゃないか、という考えもでてきちゃったりして。
でも、でも。よぉく考えると…人間ってその時々の感情で、考えも影響されるんだよね。
その感情ってやつも、グラグラと揺れるんだよね…。
世間的に、一度決めたことは覆さない、やり通すのが筋、みたいなのがありますが…内情的にはそれって無理かも(汗)
揺れる時もあって、そこからもう一度覚悟したことに立ち返る。
そんなのの繰り返し、というのが内情、感情的には普通なのかも。
行動する場面では前進しているように見えるから、他者から見ると「ブレてない」ように見えるってだけ…。
ブレて、へこんで、くじけて、でも、また思い出して。
そうして、また立ち上がって進むことを繰り返すことで『覚悟する』が、どんどん太くしっかりしたものになっていくのかな…と思った次第です。
だから、迷う自分を恥じなくてもいいんだよねー。
つい、批判しちゃうってこと、あると思うんだけど…私だけか?(汗)
と、オチ?がついたところで(笑)
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