スキンケアから哲学

ご訪問、ありがとうございます。

今回のタイトルはちょっと異質に感じるかも。

このサイトでは絵を一押しにしてますからねー(;^_^A

誰でもやってるスキンケア。

しかも毎日。

そこにどう向き合うか、どう感じるかで

学びがあるんです。

私の肌は真っ黒

 

気付いたころから毎年日焼けしていた学生時代。

社会人になってメイクをするようになっても

子育て中も変わらず日焼けしちゃうので

年中、色黒。

ずっと、自分は焼けやすいのだと思ってた。

でも、そんな思い込みを覆してくれる

知り合いが出来たのです。

それは子供の幼稚園時代のママ友でした。

その方の勧めで知った某化粧会社。

まだ『企業理念』をオープンに宣伝するような

時代ではない時から

『企業理念』をお客さんに伝え、

手取り足取り製品の使い方を教えてくれる

…そんな会社のカウンセラーさんでした。

 

焼けるのには訳がある

 

その会社では基本のステップを

キチンとまわすことで

肌をいい状態に保つ、というのがモットーでした。

いろいろさ迷ったあげくだったのもあって

私は珍しく真面目にスキンケアに取り組んだのです。

石鹸、パック、ローション、美容液。

これを毎日正しい使い方で使う、だけ。

それを続けること1年…。

まずは色黒だった日焼け肌が

ちゃんと冬には元に戻るようになり、

それと一緒に、頬にあるシミの色も薄くなりました。

日焼けも以前とは比べ物にならないほど

黒くなりません。

…どうしてだと思いますか?

 

教えてもらった例が

『普通の魚』と『干物』。

どっちが早く焼けるのかというと…

わかりますよね、干物の方です。

水分がないほうが早く火が通りますよね。

これを肌に置き換えると…。

水分量の少ない肌は、焼けやすいってことです。

確かに顔も体も肌の水分が少ないんですよ、私。

それで、気を付けて水分を入れるようにしたら

焼けにくくなったんです。

日焼け止めを厚塗りしても焼けていたのに。

この差って大きいですよ!

 

実はとっても地道で大切な事

 

見た目が変われば効果があったってことで

その製品を信頼するわけですが

それだけじゃないんです。

製品だけが優秀な働きをしたわけではなく、

実は一番大切な事がありました。

 

毎日、丁寧に洗う。

丁寧にローションをいれる。

手で毎日の肌の調子を確認する。

 

自分の肌です。

自分で大切に慈しんでいく。

パパっと洗って、パパっとつけるのではなく、

今の自分の肌にはどれくらいの水分がいるのか?

など、そんな風に肌と確認し合いながら

ケアをしていく。

こんな風に自分の肌と向き合うことって

あります?

大抵の人はないと思いますが…。

この丁寧さというのは

日常生活に埋もれてしまうものではないでしょうか。

瞑想の大切さや自分と向き合う大切さが

豪語されるようになってきましたが

この丁寧にスキンケアをする時間も

それにとても近いものなのです。

 

特別なことは何もない

 

今回はスキンケアを取り上げましたが

実際はどんなことだって

集中して真剣に丁寧に向き合っている時間は

瞑想に匹敵することだと思います。

瞑想っていうとイメージしにくいのならば、

心を鎮める時間と思ってもらえばいいかと。

私にとっては絵を描く時間も然り、です。

その人にとって、日々の雑念から遠ざかれるものならば

なんだって大事な時間になる。

逆に言えば、どんなことも意識して取り組めば

瞑想時間にすることが出来るってことにも。

たかがスキンケアと侮らず

一度丁寧に時間をかけてやってみては

いかがでしょうか?

自分の顔って自分では見れないけど

他人には見られてるものですから

大切に扱ってみるといいかもしれません。

 

 

ちなみに、今もシミはありますよ。

でも薄くなって割れてきたので

メイクするとわからないくらいになりました。

 

お読みくださり、ありがとうございます。

 

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